3年間の初めてのアメリカ留学から早10年。
このブログでは、”英語力向上プロジェクト!”と題して、様々な企画を用意して、皆さんと共にネイティブの英語を学びながら、英語のブラッシュアップに取り組んでいきます。
Part.1 しっかり学ぼう編
Part.2 さらっと学ぼう編 の2部構成です。
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└■ Part.1
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■Reading the QUEEN’s English vol.016
毎回、生粋の英国人英語教師が書き下ろした
オリジナルテキストを読んでいきます。
Readingを通して、美しいQUEEN’s English (本場英国の英語)。
に多く触れることで、自然な表現を学びとって行きましょう。
それが、英語力上達の近道です。
また、英国文化の基礎知識も同時に学んでいきましょう。
知っていたようで、知らなかったことが、いろいろと出てきます。
日本語だけ読んでも、ためになるかも。
英国文化は、ちょっと一休み。
本日は、助動詞 Could の3つ目の用法の続きです。
◆◇Something about COULD
c) POSSIBILITY-2
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・Past possibility
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●May/ might/ could + have + past participle are used to talk about
past possibility
Where was Mary last night? I think she may have been at a
restaurant (I think perhaps she was at a restaurant).
Peter is late. He might have missed his bus (Perhaps he missed his
bus).
I can’t find my keys anywhere. You could have left them in the car
(Perhaps you left them in the car).
●Could and might (but not may) + have + past participle is used to
say that something was possible in the past, but did not happen.
Henry forgot to lock his car last night. Someone could have stolen
it.
You shouldn’t have tried to climb that tree. You might have killed
yourself.
●May, might or could (not can) are used when perhaps something will
happen in the future or that perhaps something is true at the moment
of speaking.
Where’s Tim? He could be outside (Perhaps he is outside).
The food might be bad (Perhaps the food is bad).
It may be hot tomorrow (Perhaps it will be hot tomorrow).
●Could is used to talk about a theoretical possibility in the past.
Tina could be really horrible when she was a child.
▼単語・熟語
・
▼訳例
COULDの用法について
c) 可能性-2
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・過去における可能性
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●<May/ might/ could + have + 過去分詞> は、過去における可能性を述べ
るときに使われます。
Where was Mary last night? I think she may have been at a
restaurant (I think perhaps she was at a restaurant).
メアリーは昨晩は、どこにいたの? 多分、レストランにいたんじゃない
かな。
Peter is late. He might have missed his bus (Perhaps he missed his
bus).
ピーターは、遅れている。彼は、おそらくバスに乗り遅れたのだろう。
I can’t find my keys anywhere. You could have left them in the car
(Perhaps you left them in the car).
ボクの鍵がどこにもないんだ。 君は、車の中に置き忘れてきたかもね。
●<Could and might (※ may は用いません) + have + 過去分詞> は、過去
に何かをすることが出来たのだけれど、それをしなかった場合、起こる可能性
があったのだけれど、実際には起こらなかった、という場合に用いられます。
Henry forgot to lock his car last night. Someone could have stolen
it.
ヘンリーは、昨晩、車をロックするのを忘れた。ひょっとしたら、誰かに
盗まれていたかもしれない。
You shouldn’t have tried to climb that tree. You might have killed
yourself.
君、あの木に登ろうとしたのはまずかったよ。ひょっとしたら、
(落ちて)死んでしまったかもしれないよ。
●<May, might or could (※ can は用いません)> は、未来においておそら
く何かが起こるだろうという時、または、おそらく、その会話の時点で、ある
ことが事実であるだろう、ということを表現するのに用いられます。
Where’s Tim? He could be outside (Perhaps he is outside).
ティムはどこ? 彼は外にいるかもね。
The food might be bad (Perhaps the food is bad).
その食事は、腐っているかも。
It may be hot tomorrow (Perhaps it will be hot tomorrow).
明日は、暑くなるかもしれない。
●<Could> は、過去において、理論的に考えて起こりえたことを言うときに
用います。
Tina could be really horrible when she was a child.
ティナは、子供の頃はとても酷い子だったかもしれない。
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└■ Part.2
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■ジーンの英語学習におけるチャレンジの記録です。
最近は、せっかく仕入れた、ドラマ24(トゥエンティー・フォー)
Part.IVのDVD(英国正規版)をしっかり、英語で観終わる、っていうのを目標
にがんばっています。シーズン4からのジャックの恋人役の、キム・レイヴ
ァーが登場。父親と車でどこかに向かっています。
◆続きの場面
“We will stick to the original schedule.”って、オードリー(キム・レイ
ヴァー)が電話で話しています。『予定通り進めていくわ』ってところでしょ
うか。
◆メモ
stick to ~ ~から離れずに進む
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stick は、貼り付けるという意味から、続く、長くとどまる、我慢するという
ようなバリエーションがあります。
負けるな、頑張れ、は “Stick to it.”・”Stick with it.”などなど。
最後まで我慢してやりぬけ!は、”Stick it out.”
◆その他、場面周辺の語句のチェック
yep ”yes”のくだけた表現 / embarrassment 邪魔になる /spoilt child 甘
えん坊
■マコのN.Y.通信 Vol.012 ~No way!~
マコです!(夫はアメリカ人、こちらでもう10年以上暮らしてます。)
毎回、若者、都市部から生まれる、とっておきの口語表現を紹介します。
A: “No way!” うそだろ。いやだね。
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2004年のメジャーリーグ、アメリカン・リーグ地区優勝決定第7回戦での、レ
ッドソックス対ヤンキース。
歴史に残るこの名勝負は、延長11回サヨナラ勝ちで、ヤンキースが2年ぶり
39度目のリーグ優勝を果たしたのですが、なんと逆転サヨナラホームランを
放ったヒーローは、その年、打率一割台で苦しみスランプ状態だったアーロ
ン・ブーン。
高々とレフトスタンドに延びていく打球を見ながら、「まさかあのブーンが!
うそでしょ?」という信じ難い驚きと感激(amazing)を持って”No way!”と
叫んだのはヤンキースファン。
「やめてくれー、いやだ」と、あってはいけない悪夢のような現実を受け止め
なければならない瞬間に”No way!”と呟いたのはボストンファン。
このように、”No way!”は、普通ではあり得ない出来事に対して、ポジティ
ブにもネガティブな意味にも使われます。
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